空き家の雑草が目立つ季節 雑草対策について

5月になり、空き家の巡回作業が大変厳しい状況になってきました。
理由は雑草が多くなり、除草作業に時間をとられるためです。
4月を過ぎるころから雑草の成長速度が速くなります。放置しておくと、6月頃には150㎝程度の雑草が繁茂することに。
雑草の除草は、空き家管理において重要な作業です。雑草が繁茂しているとご近所から苦情がでますし、地域の景観を悪くします。私も、空き家の巡回の際には、除草作業を必ず行っています。特に春先から夏にかけては最も重要な作業となります。
今回は、私が管理する空き家において、どのように雑草対策を行っているかお話します。

雑草を手で抜く

暖かくなり小さな雑草が目立ち始めたら、めんどうでも手で抜いていきます。
根が深く、なかなか抜けない雑草や、根が横に広く張っているような雑草は、スコップや3本爪のフォークで掘って根から取り除くようにしています。
手で抜いていくのはとにかく時間がかかります。私は、空き家巡回作業を1回1時間で受託していますので、庭の雑草を抜くことに時間を割き過ぎると建物内の作業に割く時間が無くなってしまいます。
1回の巡回で除草作業に充てられるのはせいぜい30分程度です。また、長時間の除草作業は、私の年齢になると、腰を痛めてしまいます。できるだけ手で抜く範囲は小さくあるように工夫が必要です。
空き家によって状況はことなるので、その空き家に合う方法で除草作業に時間がかからないようにしています。

除草剤を散布する

雑草対策としては、一般的な方法ですが除草剤を散布する方法も有効です。
私も、空き家や駐車場で除草剤を散布する場合があります。除草剤を散布と言っても、ホームセンターで売っているもので、キャップを取ればそのまま散布できるタイプです。あまり広い範囲には使用できないので、雑草が繁茂しやすい場所を選んで集中的に散布しています。
除草剤については、所有者の同意を得られた場合のみ使用しています。所有者のなかには除草剤による土壌汚染などを心配される方もおられるからです。いずれその家に住む予定の方、転勤期間のみ留守にしている留守宅では、まず除草剤は使用しません。

防草シートを張る

庭が広い空き家の場合、所有者の方には防草シートを張ることを提案しています。
庭が広い場合、造園業者に除草作業と防草シートを張ることを発注するため、庭が広ければ広いほど費用が高くなります。空き家ほど所有者に受け入れてもらいにくいのが課題です。
庭がそれほど広くない場合、ホームセンターで売っている防草シートを買ってきて私が張っています。
ホームセンターで売っている防草シートは、私の経験ではよくもって3年程度です。薄いのでしだいに破れていきます。破れたらその部分を新しい防草シートに張り替えます。
防草シートのかわりにブルーシートを張っている空地をよく見ます。確かにブルーシートは持ちがよく、効果は高いと思います。ブルーシートを使う場合も、ブルーシートの劣化には要注意です。ブルーシートが劣化すると繊維が細かくほどけて飛散し、防草シートよりも劣化後の掃除が大変です。劣化が見られたら早めに交換が必要です。

番外編

雑草対策としては、上記の方法以外にも効果があると言われている方法が2つあります。
熱湯を撒くことと、塩を撒くことです。
いずれも、月に1回程度の除草しかできず、除草範囲が広くなる空き家においては実用的ではない方法です。実際、私はこの方法は採用していません。空き家では使えない方法ですが、その理由も含め以下にあげておきます。

熱湯を撒く

熱湯を雑草にかけることが除草になります。私はやったことがないのですが、ある程度効果があるようです。
しかし、空き家においては無理です。
空き家では火が使えないので、熱湯を沸かすことができません。
除草範囲が広い空き家の場合、大量のお湯とかなりの作業時間が必要となり採用できません。

塩を撒く

除草したい場所に塩を撒くことも効果があると言われています。以前、私もやったことがあります。狭い範囲で塩を撒いて雑草対策をしていたのですが、ある程度は雑草を抑えることに成功しました。
しかし、これについても空き家管理には使えません。
空き家では除草範囲が広くなりがちであり、大量の塩が必要になってしまうからです。
毎月、大量の塩を撒いていたのではコストもばかになりません。
ちなみに、私が塩を撒いて除草を行っていたとき、毎回、かなりの数のハトがやってきて、ひたすら撒いた塩をつついていました。

まとめ 一番効果的な雑草対策は?

私が考える最も有効な雑草対策は、防草シートです。
防草シートをできるだけ張り、その隙間から出てくる雑草は手で地道に抜いていく方法です。
除草剤はできるだけ使用を控えた方がよいと思います。日本で売られている除草剤のなかには、海外では認められていない成分が含まれる、強い薬品を使用したものも売られています。
除草剤を使用するのであれば、できるだけ狭い範囲に限定すべきです。

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